現役投資家FPが語る

20年以上の投資経験がある現役投資家FPが「人生100年時代」の資産運用や公的年金など「お金」の知恵について語ります

金融リテラシー

金利の上昇時は貯蓄型の生命保険への加入は損?

金融リテラシーの一部を気軽に確認できる「金融リテラシークイズ」をご存知でしょうか? 簡単なクイズに答えることによって、ご自身の金融リテラシーの高さを確認できます。 今回の記事では、金融リテラシークイズを使って身近な金融商品の選択に役立つ知識…

【悲報】お金の価値は減り続ける!?対策は?

人生お金が全てではありませんが、お金が無ければ生きてはいけません。 しかし、お金に振り回される人生は避けたいもの。 お金に振り回される人生を避けるためには、お金の性質を知ることが重要。 実は、基本的に「お金」の価値は減り続けていく性質がありま…

【悪い円安】日本銀行は金融緩和政策を変更すべき?

日本銀行(日銀)が4月27~28日に開いた金融政策決定会合で、大規模緩和を維持する方針を決めたことにより、為替相場は1ドル130円台に突入して更に円安が進みました。 また、日銀は10年物国債を0.25%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペ(公開市場操作)…

【書評】ハイパーインフレや財政破綻が日本で起こる可能性はある?対策は?

日本では、中央銀行(日本銀行)が異次元緩和と称して国債(国の借金)の購入を続けています。 日本銀行(日銀)が日本円を刷って国債を購入するのであれば、理論上、国は無限に借金ができるということになります。 お金を刷り過ぎたらハイパーインフレが起…

【高校生向け金融教育】クレジットカードの利用は借金!?

2022年4月からの高校学習指導要領改訂で金融経済教育の内容が拡充され、高校家庭科で金融経済に関する授業が始まります。 金融教育というと、資産運用が注目されがちですが、資産運用を学んでも運用に回すタネ銭がないことには始まりません。 タネ銭を作るに…

貯金する人はアホ!銀行預金は本当に安全か?

尖ったタイトルに魅かれて、『貯金する人はアホ!知らなきゃ損する学校では教えてくれないお金の話(直接金融と間接金融)』というYouTube動画を観ました。 ドキッとするタイトルですが、貯金する事がバカバカしい時代であることは間違いありません。 私の周…

【お金の教育】子供の金融リテラシーを高める方法とは?【動画】

子供に対して、どのように「お金の教育」をするべきかを悩んでいる方も多いでしょう。 私も常々、自分の子供への金銭教育方法について考えています。 子供の金融リテラシーを高めるには、どのような方法があるのでしょうか? 今回は、子供への金銭教育につい…

【投資初心者】動画で学べる素人でもできる投資の鉄則とは?

資産運用を始めたい、でも何から始めたらいいか分からない。 資産運用を学びたい、でも堅苦しい本などは読んでも理解できない。 そのような投資初心者の方におすすめの動画があります。 投資初心者がやりがちな失敗を避けるためのヒントを楽しく学べる動画で…

【年末ジャンボ宝くじ】10億円が当選した場合の使い道とは?

令和3年の年末ジャンボ宝くじが2021年11月24日から全国で販売されていて、発売期間は2021年12月24日までと残り2週間を切りました。 下記記事で年末ジャンボ宝くじ1等の当選確率は2000万分の1の0.000005%であり、テラ銭(参加料)を55%も取られるため、ギャ…

動画で学べる資産運用の鉄則|素人が必ずハマる罠とは?

これから資産運用を始めようとしている方は右も左も分からず、何から学べばいいのかと考えるでしょう。 金融機関の窓口であれば、無料でプロに相談できて便利と思う方も多いはず。 しかし、そこに大きな落とし穴があります。 今回は、「お金のプロを信じては…

【解説】インフレとは?|日本がインフレになる可能性は高い!?対策は?

長期間デフレが続いてきた日本で、物価上昇率2%のインフレを目指し、日本銀行(日銀)の金融緩和政策が2013年春から続いています。 日本では長期間デフレが続いてきましたので、本当にインフレが起こるのかという疑問さえ感じてしまいます。 日本でインフレ…

三井住友銀行も未利用口座に手数料導入へ|手数料無料の条件は?

三井住友銀行が、入手金などの取引が2年間ない口座に対して手数料を導入すると発表しました。 銀行による各種手数料の導入の流れが加速しています。 超低金利の時代に手数料を取られれば、預金が減ってしまう状況が続いています。 少額でも手数料を取られた…

日本の平均寿命が過去最高を更新!老後破産を防ぐ3つのポイント

日本の平均寿命は、毎年のように過去最高を更新しています。 これだけ聞くと、大変喜ばしいことですが、昨年は「老後2000万円問題」が話題にもなり、老後資金に不安を感じる方も多いのではないでしょうか? 老後に備えて何か対策を考えておかないと、「老後…

 みずほ銀行で通帳を発行すると手数料がかかる!?|いつから?いくら取られる?有料化を回避する方法は?

みずほ銀行で預金口座を作り、紙の通帳の発行を依頼すると、2021年からは手数料を取られます。 銀行では各種手数料の引き上げなどが進んでいますが、今後は銀行預金をしていると、各種の手数料を徴収され預金額が減る時代に突入していきそうです。 今回の記…

緊急事態宣言が発令されても銀行・保険会社・証券会社は営業を継続する?

4月7日に東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県が対象となる緊急事態宣言が発令されました。 緊急事態宣言を受けて、東京都が休業を要請する施設を発表しましたが、銀行や保険会社、証券会社などの金融機関の営業が続くか不安に感じた方…

地銀も休眠口座に手数料導入へ|手数料を取られないための方法とは?

全国の地銀で一定期間取引(入出金)のない休眠口座(未利用口座)に手数料を課す動きが相次いでいます。 www.nikkei.com 既に信用金庫で休眠口座から手数料を徴収する動きがあるだけでなく、大手都市銀行の三菱UFJ銀行でも休眠口座(未利用口座)に手数料を…

フィッシングメール詐欺の被害急増|事例と見分け方を解説

下記記事で、ネットバンキングのワンタイムパスワードが破られる事例が多発し、2019年の不正送金被害が前年比4.4倍になったことをご紹介しました。 www.fpinv7.com ワンタイムパスワードが破られる糸口は、スマホや携帯に届くショートメッセージなどですが、…

銀行から口座維持手数料を取られないための方法とは?

下記記事で、銀行に預金口座を持っているだけで、手数料を取られるマイナス金利時代が近づいていることをご紹介しました。 www.fpinv7.com 日銀の金融緩和により、異常な低金利が長期間続き、銀行の収益が圧迫されている中、本格的に口座維持手数料の導入が…

ネットバンキング不正送金の被害が4倍に|ワンタイムパスワードを破る手口とは?

これまで当ブログでは、預金口座から徴収される口座管理手数料や口座維持手数料について解説してきました。 超低金利の時代が長引き、銀行の収益が落ちている中で、銀行にお金を預けると目減りするというマイナス金利時代が到来する可能性があります。 www.f…

投資と投機の違いを理解していない「トイレーダー」の問題点とは?

「トイレーダー」という言葉をご存知でしょうか。先日、トイレーダーが起こした事件についての新聞記事を読みました。 「老後2000万円問題」が話題となり、投資に興味を持つ方が増えていますが、金融リテラシーが低い状態で運用を始めると、トイレーダーが引…

給料前払いサービスとは?労働基準法や貸金業法に違反している?

以前の記事で、給料日前に給料債権を現金化する「給料ファクタリング」について解説をしましたが、「給料ファクタリング」と似たサービスに「給料前払いサービス」があります。 給料日より前に働いた分だけ現金が受け取れる「給料前払いサービス」についても…

取引のない口座に三菱UFJ銀行が手数料導入へ |銀行に預金するとお金が減る時代が来た?

三菱UFJ銀行が取引のない口座に対して口座管理手数料の導入を検討しているとの報道がありました。 ついに最大手の三菱UFJ銀行が口座管理手数料の導入を検討することになり、今後、他の大手行への影響などについて注目が集まっています。 【取引ない口座手数…

給料の前借り「給料ファクタリング」とは?違法ではないのか?

将来の給与を事実上の担保として資金を提供し、手数料を要求する「給料ファクタリング」というサービスをご存じでしょうか? SNSの投稿を見て、給料の前借り感覚で「給料ファクタリング」を利用し、法外な手数料を請求される相談事例が増えているそうです。 …

休眠口座に口座維持手数料を導入へ|地方からマイナス金利が広がる!?

信用金庫などの地方金融機関で、一定期間入手金が止まった休眠口座に手数料を課す動きがあると、日本経済新聞で報道されました。 「不正利用を防ぐだけでなく……」。金融機関にとって、維持するだけでコストがかかる預金口座。休眠口座に手数料を課す動きが信…

日産の業績見通し大幅下方修正から考える高配当株投資のリスクとは?

11月12日に日産自動車(7201)が業績見通しを大幅に下方修正しました。 日産自動車は高配当銘柄として人気の高い銘柄ですが、業績低迷により、今期の配当額は未定となってしまいました。 今回の日産の件で、改めて配当金を狙った高配当株投資のリスクを痛感…

金融庁が激怒するほど日本の投信信託はイケてない!?

仕事柄、資産運用に関する記事などを目にすることが多いのですが、下記の衝撃的な題名の記事を見付けて、思わず読んでしまいました。 www.newsweekjapan.jp FP(ファイナンシャル・プランナー)にとっては目新しい内容ではないのですが、実は一般の多くの方…

第二のかんぽ生命!?ゆうちょ銀行員も投資信託などを不正販売か?

かんぽ生命の不正販売問題が大きな話題となり、日本郵政グループの信頼が大きく損なわれたばかりですが、ゆうちょ銀行でも投資信託や外貨建て生命保険を不正販売していた疑惑が報道されています。 「第二のかんぽ生命」になるのではないかとの報道がありまし…