現役投資家FPが語る

20年以上の投資経験がある現役投資家FPが「人生100年時代」の資産運用や公的年金など「お金」の知恵について語ります

【イシバノミクス】石破茂内閣総理大臣の経済政策で日本経済は復活する?

大方の予想を覆し、石破茂氏が自民党の新総裁に選出され、第102代内閣総理大臣に選出されました。 新内閣を「納得と共感内閣」と自ら命名し、ルールを守る政治を実現することで国民に信頼される内閣を目指すとのことです。 衆院議員選挙の結果次第ではありま…

【iDeCo(イデコ)の始め方】具体的な申し込み手続きの流れを解説

「老後2000万円問題」が話題になってから、資産運用について考えている方が増えていると思います。 資産運用について調べると、個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)がメリットが大きい制度だとか、資産運用はiDeCo(イデコ)から始めるべきだという情報を目に…

【ザイム真理教】消費税を増税すれば社会保障は充実する?

性懲りも無く、財務省の御用新聞である日経が消費税を増税すべきという記事を掲載していました。 www.nikkei.com 日本経済新聞社が都内で開いた岸田文雄首相と経済財政諮問会議の民間議員による座談会で、経団連の十倉会長は下記のように発言したそうです。 …

【投資信託の選び方】NISAとiDeCo(イデコ)の最適な活用方法とは?

NISAやiDeCo(イデコ)を始めようと考えた時に悩むことは、どの投資信託を選ぶべきかということではないでしょうか。 日本には約6000本もの投資信託が存在します。 NISAやイデコは口座を開設する金融機関によって投資信託のラインナップが絞られています。 …

【新NISA】インデックス投資を続ける4つのコツとは?

新NISAが始まったことをきっかけに投資信託を積み立てているという方が多いでしょう。 投資信託を積み立て始めた方の多くが知らない間にインデックス投資をやっていることになります。 新NISAの「つみたて投資枠」ではインデックス投資がやりやすい設計にな…

iDeCo(イデコ)のおすすめの運用商品とは?|金融機関や投資信託の選び方を解説

掛け金が全額所得控除になることによる節税効果に魅力を感じ、個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)を始めようと検討している方も多いでしょう。 しかし、「金融機関はどこがいいのか?」や「どの運用商品を選べばいいのか?」などの疑問があり、申し込みを躊…

【新NISA】オルカン(全世界株式)に対する勘違い3選

新NISAでは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(オルカン)が、たった一本で全世界の株式に分散投資できると人気があります。 SNSなどですすめられることが多いのでオルカンに投資している方も多いでしょう。 しかし、投資はしているけど、ど…

借金は複利で増える!?借金返済に勝る運用はない!

資産形成の最大の敵は借金。 企業や個人事業主が事業を拡大するための借入はアリですが、個人の消費や浪費のための借金は避けるべき。 借金をしたまま資産運用をするのは効率的ではありません。 今回は、以下の本を参考に資産形成の最大の敵である借金につい…

【ザイム真理教】財務省の暴走を止めなければ日本人の貧困化は止まらない!?

「収入が増えないのに物価ばかりが上がっていく」状態で、年々生活が苦しくなっていると感じている方も少なくないでしょう。 将来不安から新NISAをきっかけに投資を始めた方も多いはず。 不安解消に向けた個人ごとの努力は非常に重要。それは間違いありませ…

確定拠出年金iDeCo(イデコ)の受け取り開始年齢を75歳にするメリット・デメリットとは?

2022年4月から確定拠出年金の受取開始年齢が個人型(イデコ)、企業型とも『60歳~70歳まで』から『60歳~75歳まで』に広がりました。 iDeCo(イデコ)の老齢給付金の受け取りを75歳までずらせると、どのようなメリットがあるのでしょうか? 逆にデメリット…

【令和の米騒動】米不足の原因は?いつ解消される?

全国的に米が品薄で手に入りにくい状況が続いています。 私の住む地域のスーパーはどこも品切れ状態。 お米の代わりにパンなどを食べて凌いでいる方もいるようです。 食料自給率の低い日本でも米だけは潤沢にあるというイメージがありますが、なぜ、品薄にな…

オルカンやS&P500はリスクが低い?暴落しない?

「オルカンやS&P500はリスクが低く暴落しないのか?」についてまとめました。 新NISAでの資産運用に不安を感じている方は参考にしてください。

【書評】投資でお金を失う可能性が高い人の特徴3つ

「老後2000万円問題」やFIREブームなどをきっかけに投資を始めようと考える方が増えました。 投資を始めようと検討した際に考えることは、可能な限り損をしたくないということではないでしょうか。 どのような投資をすると損をしやすいのかを事前に知ってい…

公的年金制度に対するよくある2つの誤解とは?

「老後2000万円問題」をきっかけに公的年金制度に注目が集まりました。 公的年金制度についてマイナスの誤解を持っている方も多いでしょう。 しかし、誤解があると、将来的に誤解している人自身が損をします。 今回は、公的年金に対するよくある下記2つの誤…

日経平均が史上最大の暴落|新NISAで資産所得倍増はやめるべき3つの理由

日経平均株価は2024年8月5日に4451円安と過去最大の下落幅を記録。 新NISAが開始されたことをきっかけに資産運用を始めた初心者の方は肝を冷やしたことでしょう。 資産運用を始めた途端に不安定な相場を経験した方の中には、投資を続ける自信がないと感じた…

【専業主婦(夫)】「iDeCo(イデコ)」と「新NISA」どちらがおすすめ?

2017年の制度改正で第3号被保険者である専業主婦(夫)も個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)に加入できるようになりました。 専業主婦(夫)の方でも老後の備えとしてiDeCo(イデコ)への加入を検討する場合があると思います。 しかし、本当にiDeCo(イデコ…

【新NISA】成長投資枠に関するよくある勘違い3選

新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの投資枠がありますが、イマイチ違いが理解できていない方が多いようです。 特に「成長投資枠」に関して勘違いしている方は少なくないでしょう。 投資枠の特徴を勘違いしていると、NISAのメリットを活かし…

【インデックス投資】弱気相場を乗り切るための3つの方法

新NISA制度の開始をきっかけに、つみたて投資枠を活用してインデックス投資を始めた方も少なくないでしょう。 新NISAで運用を開始して1年以内に大きな下落を経験し、びっくりしている方が多いかもしれません。 アメリカの景気後退を契機に今後も世界の株式市…

日銀(日本銀行)が利上げ断行!住宅ローンは変動型から固定型に借り換えるべき?

大方の予想を覆し、日本銀行(日銀)は2024年7月31日の金融政策決定会合で政策金利を0.25%へ引き上げました。 これで日本も「金利ある世界」へと進み出します。 今回の利上げにより変動型の住宅ローン金利も上がることになります。 住宅ローンは約7割の人が…

個人事業主は個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)と国民年金基金のどちらを活用すべきか?

最近では、フリーランスと呼ばれる個人事業主の方が増えています。 フリーランスなどの個人事業主の方は、サラリーマンなどの厚生年金加入者と比べて、受け取れる老齢年金は老齢基礎年金だけなので老後資金準備が重要。 そこで、活用すべき制度が個人型確定…

【ほぼトラ?】トランプの大統領再選で急激な円高になる!?新NISAは終了か?

2024年11月に行われるアメリカの大統領選はトランプの当選確率が高いということで「ほぼトラ」と言われていました。 しかし、バイデンが大統領選挙からの撤退を表明。 『トランプ対ハリス』という構図になり勝敗が不透明な状態になっていますが、現状ではト…

【税金】サラリーマン(給与所得者)でも節税できる?【節約】

「税金が高い!」と思っている方も多いと思います。 節約するには固定費の削減が効果的。節税も固定費削減方法の1つといえます。 しかし、税金が取られる仕組みについてあまり理解していない方も少なくないでしょう。 特に、サラリーマン(給与所得者)の方…

【ザイム真理教】日本が30年間成長できなかった原因とは?

日本経済はバブル崩壊後、約30年間も低迷し続けていてる状態。 なぜ、一時はジャパン・アズ・ナンバーワンと言われた日本経済がここまで低迷しているのでしょうか。 少子高齢化したから経済が伸びなくなったという解説をするテレビのコメンテーターなどがい…

国民年金基金とは?iDeCo(イデコ)との違いとメリット・デメリットを解説

最近では、フリーランスという働き方を選ぶ方が増えています。 公的年金の上乗せ制度として個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)ばかりが注目されていますが、公的年金の上乗せ制度には国民年金基金という制度もあります。 第1号被保険者であるフリーランスの…

【円安圧力】新NISAが原因?円売りを減らす方法とは?

2024年からスタートした新NISAが円安に拍車をかけていると報道がありました。 実際、投資信託を通じた家計の円売りが膨らんでいるようです。 私たちの投資行動が円安に拍車をかけ、物価高を助長している構図になっています。 一人ひとりは、良かれと思って行…

お金持ちとは?経済的自由を目指すべき2つの理由

「お金持ち」と聞いてどのような人をイメージするでしょうか。 現金や貯金を沢山持っている人でしょうか?収入が多い経営者や医師などのような人でしょうか? お金持ちになりたいと思っている方が多いと思いますが、定義が間違っていると向かうべき方向を誤…

【定額減税】調整給付金はいつ支給される?手続きは必要?

2024年(令和6年)6月より、所得税と住民税をあわせて1人当たり4万円の定額減税が実施されています。 しかし、減税の恩恵を完全に受けられないケースが発生します。 それが、減税しきれない場合。 例えば、年間の納税額が所得税と住民税を合わせて4万円に満…

【老後資金準備】50代から資産運用を始める場合のポイントとは?

老後2000万円問題が話題となり、老後資金に不安を感じて資産運用を検討している方も多いでしょう。 特に50代の方で今まで資産運用をしてこなかった場合、これから始めるようでは遅いのではないかと思ってしまう方もいるかもしれません。 50代から老後資金準…

【定額減税】ふるさと納税への影響は?上限額は下がる?iDeCoや住宅ローン控除への影響も解説

2024年(令和6年)6月より、所得税と住民税をあわせて1人当たり4万円の定額減税が実施されています。 そこで気になるのが、ふるさと納税。 減税の結果、ふるさと納税の上限額が下がってしまうのではないかと心配している方も少なくないでしょう。 また、iDeC…

【お宝保険】生命保険を見直す際に解約すべきでない契約とは?

保険の見直しというと古い契約を解約して最新の保障がある保険に加入することと考える方がほとんどでしょう。 古い商品より新しい商品の方が高性能で良いというイメージがあると思います。 しかし、保険の場合には古い商品の中に解約すべきでない「お宝保険…