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iDeCoのおすすめ金融機関(運営管理機関)3選と投資信託のラインナップを解説


iDeCoを始める際に重要となるポイントが、口座を開設する金融機関(運営管理機関)の選択

 

iDeCo口座を開設する金融機関(運営管理機関)によって、最終的に受け取れる老齢給付に大きな違いが発生する可能性があります。

 

しかし、iDeCoを始める際に近所で付き合いがある銀行や郵便局で相談してしまう方も多いのが現状。

 

そこで今回は、iDeCo口座を開設するおすすめの金融機関3選と、その金融機関の投資信託のラインナップについて解説します。

 

iDeCoを始めようと思うが、どこの金融機関で口座を開設していいか分からないという方や、既にiDeCoをやっているが、今の金融機関で問題ないか不安という方は参考にしてください。

 

 

iDeCo口座を開設する金融機関(運営管理機関)を選択することの重要性とは?

iDeCoを始めようと考えた時に自宅や職場の近くで付き合いのある銀行や郵便局に相談する人も少なくないでしょう。

 

しかし、無条件に近所の金融機関でiDeCo口座を開設することはおすすめできません

 

その理由はiDeCo口座を開設する金融機関(運営管理機関)によって、下記の2点が異なるからです。

  • 毎月かかる手数料
  • 運用商品ラインナップ

 

上記の違いによってiDeCoの運用成果に大きな違いが発生する可能性があります。

 

iDeCo口座を開設する金融機関の選び方については、下記記事を参考にしてください。

www.fpinv7.com

www.fpinv7.com

 

 

おすすめの金融機関3選と投資信託のラインナップ

iDeCo口座を開設する金融機関の重要性が分かっても、自分で選ぶのは難しいと思う方もいるでしょう。

 

そこで、おすすめの金融機関(運営管理機関)を3つご紹介します。

 

下記3つの金融機関をおすすめする理由は以下の2点。

  • 金融機関の手数料が無料
  • 投資信託の品ぞろえがいい

 

以前と比べて手数料を無料としている金融機関が増えています。

 

よって、差が出るのが投資信託の品揃え

 

つみたてNISAで購入できる投資信託は一定の基準で金融庁が選んだものですが、iDeCoにはそのような基準が存在しません。

 

よって、インデックス型の投資信託でも手数料が高いワナ銘柄が潜んでいるので、注意が必要です。

 

私がおすすめする証券会社・投資信託を選べば、過去の実績から考えると資産が増える可能性が高いでしょう。

 

なお、投資の世界に絶対はありません。最終的にはご自身の判断で金融機関と投資信託を選んでください。

 

おすすめの金融機関①SBI証券

おすすめの金融機関の1つ目はSBI証券です。

 

SBI証券には運用商品(投資信託)が35本用意されていますが、その中で特におすすめの投資信託は下記の通り。

  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim先進国株式インデックス
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
  • SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま(全世界株式))

 

ちなみに私はiDeCo口座をSBI証券で開設していて、「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」で運用を行っています。

 

おすすめの金融機関②マネックス証券

おすすめの金融機関の2つ目はマネックス証券です。

 

マネックス証券には運用商品(投資信託)が26本用意されていますが、その中で特におすすめの投資信託は下記の通り。

  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim先進国株式インデックス
  • eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

 

おすすめの金融機関③松井証券

おすすめの金融機関の3つ目は松井証券です。

 

松井証券には運用商品(投資信託)が39本用意されていますが、その中で特におすすめの投資信託は下記の通り。

  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim先進国株式インデックス
  • eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))

 

なお、投資信託の選び方のポイントについては、下記記事で解説していますので、ご参照ください。

www.fpinv7.com

 

 

iDeCoの金融機関は変更可能

現在、口座管理手数料が高く、運用商品の品ぞろえが悪い金融機関でiDeCo(イデコ)口座を開設している方も諦める必要はありません。

 

iDeCo(イデコ)の金融機関は変更可能です!

 

iDeCo(イデコ)の金融機関変更手続きは、下記記事で解説した通り難しくありません。

 

ただし、下記のようなデメリットがあるので、注意が必要です。

  • 手数料がかかる
  • 移管前に運用資産を売却し、現金化する必要がある
  • 時間がかかる

 

iDeCo(イデコ)の金融機関変更に関するデメリットなどの詳細は、下記記事をご参照ください。

www.fpinv7.com

 

 

まとめ

iDeCo口座を開設するおすすめの金融機関は下記の通り。

  • SBI証券
  • マネックス証券
  • 松井証券

 

上記の証券会社をおすすめする理由は下記の通り。

  • 金融機関の手数料が無料
  • 投資信託の品ぞろえがいい

 

iDeCo口座をどこの金融機関(運転管理機関)で開設するか悩んでいる方や、今の金融機関から変更されたい方は今回の記事を参考にしてください。