
新NISAのスタートをきっかけに「つみたて投資枠」を使ってインデックス投資を始めた方は多いでしょう。
その一方で、インデックス投資の本質を十分に理解できていない方も多いはず。
インデックス投資の本質が分かっていないと、途中で挫折してしまうケースも少なくありません。
そこで、 投資初心者がインデックス投資で失敗(挫折)しやすいポイントをシリーズで解説していきます。
投資を始めた“初期段階”でこれらを知っておくことで、長期的に資産を増やせる確率がぐっと高まります。
今回の記事で解説する失敗(挫折)ポイントは 「短期で成果を求めてしまうこと」。
インデックス投資で資産を増やしたい人は参考にしてください。
インデックス投資は「短気」な人ほど失敗(挫折)しやすい
インデックス投資で失敗する大きな原因の1つが、「短期で大きな成果を期待する」こと 。
そもそもインデックス投資は、数ヶ月や数年で資産を劇的に増やす投資手法ではありません。
世界経済の成長に資金を託し15年~20年という長い歳月をかけて、着実に資産を積み上げていく「長期戦」が前提の投資法。
この時間軸を理解せずに短期的な利益を期待していると、途中で挫折してしまう可能性が高くなります。
短期的な値動きは「ノイズ」に過ぎない
株式市場は短期的には大きく上下しますが、長期で見れば経済成長とともに右肩上がりになる傾向があります。

(出典:myINDEX)
例えば、S&P500は過去のデータ(1988年~2016年)では15年以上の長期保有で、どの期間を切り取ってもリターンがプラスに収束。

(出典:WealthNavi)
短期で成果を求めると、「一時的な下落」を致命的な失敗だと勘違いしてパニック売りをしてしまいがち。
インデックス投資は時間を味方につけることで、世界経済の成長とともにリターンを得る仕組み。
短期のノイズに振り回されず、淡々と続けることが重要です。
隣の芝生が青く見える危険性
インデックス投資は始めて数年程度は、資産が数%しか増えないことも珍しくありません。
そんな時、SNS等で「仮想通貨で一気に資産2倍」や「短期トレードで大儲け」といった事例を目にすると心が揺らいでしまうこともあるでしょう。
「インデックスは効率が悪すぎる」と焦り、よく理解もせずに流行のハイリスクな投資法に手を出しまう。
その結果、大切な資産を大きく減らしてしまうのはよくある失敗パターン。
インデックス投資の本質を理解していないと、どうしても「隣の芝生」が青く見えてしまうのです。
まとめ

インデックス投資は、「早く儲けたい」と思う人にはストレスを感じる投資法です。
一方で、「時間をかけて着実に資産を増やしたい人」にとっては、非常に合理的で再現性の高い投資法。
短期間で大きな利益を狙うほど、大きなリスクを取ることになります。
リスクを取り過ぎると感情に振り回され、冷静な判断ができなくなる可能性もあるでしょう。
インデックス投資で最も重要なポイントは、「ゆっくりお金持ちになる」という発想を持つこと。
焦らず、比べず、淡々と続ける。
これを実践できれば、インデックス投資で失敗(挫折)する確率は大幅に下がります。