マイナンバーカード(個人番号カード)の普及率は約16%といわれています。
マイナンバーカードを作成しない理由の1つに作成するのが面倒だからという方もいらっしゃると思います。
実は、私も面倒でマイナンバーカードを作ってこなかった84%の1人なのですが、これからはカードがあった方がいいだろうという考えに至りました。
今回は、マイナンバーカード(個人番号カード)の交付申請がどれほど面倒なのか、実際に申請してみました。
今回の記事は、マイナンバーカードの作成を考えている方で、下記のような疑問を持っている方に参考にして頂けると思います。
- マイナンバーカードの交付申請は面倒?
- マイナンバーカードの交付申請にかかる時間は?
- マイナンバーカードの交付申請にかかる費用は?
- マイナンバーカードの受け取りまでにかかる時間は?
- マイナンバーカードの受取方法は?
- マイナンバーカード(個人番号カード)の交付申請は面倒?
- マイナンバーカード(個人番号カード)交付申請には4つの方法がある
- スマホによるマイナンバーカード交付申請の流れとかかる時間は?
- マイナンバーカードの交付申請は料金(手数料)がかかる?
- マイナンバーカードの受け取りまでにかかる時間は?
- マイナンバーカードの受取方法は?
- まとめ
マイナンバーカード(個人番号カード)の交付申請は面倒?
私はこれまでマイナンバーカード(個人番号カード)の交付申請は非常に面倒というイメージを持っていました。
実際、前回の記事のブクマコメントを確認すると、私と同じようにマイナンバーカードの交付申請を面倒だと思っている方がいらっしゃることが分かります。
マイナンバーカードは作成すべき?デメリットはない?メリットは? - 現役投資家FPが語る
私も作りたいと思いますが、作る手間が大変ですね。一度チャレンジしてみようと思います。ありがとうございました。
2020/06/08 11:13
マイナンバーカードは作成すべき?デメリットはない?メリットは? - 現役投資家FPが語る
マイナンバーカード作るのが面倒で作っていないのですが、そろそろ作りたいですね。
2020/06/08 08:40
塾パパさん(id:jukupapa)、ヨウゾウさん(id:jida43456)、いつもありがとうございます。
しかし、実際にスマホで手続きをしてみると、交付申請は非常に簡単で、速い人であれば、5分程度で終わります。
ここから、実際に手続きをした経験をもとにマイナンバーカードの交付申請の流れと、注意点についてご紹介したいと思います。
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マイナンバーカード(個人番号カード)交付申請には4つの方法がある
スマホで交付申請する方法を含め、下記4つの方法があります。
- スマートフォンによる申請
- パソコンによる申請
- まちなかの証明写真機からの申請
- 郵便による申請
今回、私が実際に利用したスマホによる交付申請が一番手軽で、速く手続きを完了できると思います。
スマホによるマイナンバーカード交付申請の流れとかかる時間は?
今回、私が実際にスマホによるマイナンバーカード交付申請に要した時間は約10分でした。
私の場合、登録する写真を交付申請中に撮ったので時間がかかりました。
約10年(マイナンバーカードの有効期間は、発行の日から10回目の誕生日まで)使用する写真なので、少しでもマシな写真になるように3回も撮り直しました・・・。
写真の撮り直しがなければ5分程度で申請手続きは終わったと思います。
スマホによる交付申請の流れは、下記の通りです。
①メールアドレス登録
スマートフォンで交付申請書のQRコードを読み取り、申請用WEBサイトにアクセスし、メールアドレスを含む下記項目を登録します。
- 申請書ID(半角数字23桁)
- メール連絡用氏名
- メールアドレス
交付申請書は下図の通り、マイナンバー通知カードの切り取り線の下に付いています。
交付申請書表面(下図)の赤枠内左下のQRコードを読み取れば、申請用WEBサイトにアクセスし、申請書ID(半角数字23桁)も自動的に入力された状態になります。
なお、交付申請書を紛失している場合には、各市区町村で再交付の手続が必要です。
大阪市の事例を参考に再交付の手続きを行ってください。
実際に通知カード(切り取り線より下部分)を紛失し、再発行した事例をうとうとさらさん(id:utoutosara)が、下記記事で解説されています。
うとうとさらさん(id:utoutosara)のように手続きを行えば、通知カードの再発行からマイナンバーカードの申請まで一気にできるようです。
②顔写真登録
登録したメールアドレス宛に通知される申請者専用WEBサイトにアクセスし、スマートフォンのカメラで撮影した顔写真を登録します。
顔写真は、あらかじめ撮影していなくても申請手続中に撮影することもできます。
ちなみに私は、申請者専用WEBサイトにアクセスしてから写真を撮影しました。
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③申請者情報登録
生年月日などを登録します。
実は、ここで「電子証明書の発行希望有無」を確認されます。
下のスマホのスクリーンショットのチェックボックスにチェックを入れると「不要」と判断されてしまいます。
ここで「不要」にチェックしてしまうと、マイナンバーカード作成のメリットである電子申請と、マイナポイントの受け取りができなくなってしまいますので、ご注意ください。
ちなみに、「署名用電子証明書」と「利用者証明用電子証明書」とは、下記の通りです。
「署名用電子証明書」は、氏名、住所、生年月日、性別の4情報が記載され、e-Taxの確定申告など電子文書を送信する際に使用できます。
「利用者証明用電子証明書」は、マイナポータルやコンビニ交付の利用時等、本人であることを証明する際にその手段として使用できます。
④申請完了
登録したメールアドレス宛に申請が完了した旨のメールが届き申請完了となります。
マイナンバーカードの交付申請は料金(手数料)がかかる?
マイナンバーカードの初回の交付手数料は無料です。
ただし、紛失などによる再発行時には手数料が必要となります。
マイナンバーカードの受け取りまでにかかる時間は?
マイナンバーカードの交付申請に不備がなければ、概ね1か月程度で市区町村から交付通知書(市区町村がマイナンバーカードの交付の準備ができた旨を知らせるはがき)が自宅に届きます。
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マイナンバーカードの受取方法は?
交付申請は、5分程度で終わるのですが、面倒なのがマイナンバーカードの受け取りです。
郵送で届くと思っていたのですが、役所などの窓口まで受け取りに行く必要があります。
マイナンバーカードの受け取りにはひと手間かかりそうです。
受取場所は?
マイナンバーカードの受取場所は、交付通知書(はがき)に記載されている交付場所(市区町村の窓口)となります。
受け取り時の必要書類は?
マイナンバーカード受け取り時に必要となる書類は、下記の通りです。
- 交付通知書(はがき)
- 「通知カード」(令和2年5月以前に交付を受けている方)
- 本人確認書類(運転免許証など)
- 住民基本台帳カード(お持ちの方のみ)
通知カードがない場合
通知カードを自宅で紛失した場合、市区町村窓口に紛失した旨の届出が必要です。
なお、通知カードを自宅外で紛失された方は警察へ遺失の届出をする必要があります。
通知カードがなくてもマイナンバーカードの交付申請は可能です。
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まとめ
今回、実際にマイナンバーカードの交付申請をしてみて、自分が抱いていた面倒というイメージが完全に払拭されました。
ただし、交付申請は簡単ですが、受け取りは面倒ということが判明しました。
マイナンバーは、税金や社会保障などプライバシー性の高い情報と結びついているので、郵送という選択肢はないのかもしれません。
マイナンバーカードを受け取ったら、また記事にしたいと思います。