現役投資家FPが語る

20年以上の投資経験がある現役投資家FPが「人生100年時代」の資産運用や公的年金など「お金」について語ります

【投資初心者必見】資産運用は銀行や証券会社に相談すると失敗する?


 

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資産運用を始めようと考えた時に真っ先に相談しようと思う場所はどこでしょうか?

 

銀行や証券会社、郵便局を思い浮かべる方も少なくないでしょう。また、銀行や郵便局で投資商品をすすめられて購入する方も多いと思います。

 

しかし、銀行や証券会社、郵便局に相談すると、資産が増えないどころか、資産が目減りする可能性も。

 

失敗事例から、資産運用で失敗する方の特徴や失敗を避ける方法、おすすめの運用方法を紹介したいと思います。

 

 

 

銀行や証券会社に相談すると資産運用が失敗する可能性が高い理由とは?

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銀行や証券会社に相談すると資産運用が失敗する可能性が高い理由は、銀行や証券会社と顧客は利益相反の関係だから。

 

顧客に利益が出なくても、投資信託や保険を販売すれば、銀行や証券会社には手数料が入ります。

 

極端に言えば、顧客にメリットのない投資信託や保険を販売し、手数料だけ得ることも可能。

 

また、手数料が高ければ高いほど銀行や証券会社は儲かり、顧客の利益は削られていきます。

 

上記のような関係が成立するところに相談するのは得策とはいえません。

 

利益相反となる関係を具体的な事例をご紹介しつつ、解説したいと思います。

 

手数料が高いほど銀行や証券会社は儲かり、顧客の利益は減る

投資信託を1,000万円、大手証券会社で購入した場合と、ネット証券で購入した場合を比較してみたいと思います。

 

ネット証券
販売時手数料:ゼロ
信託報酬:0.1%

 

 【大手証券会社
販売時手数料:3%
信託報酬:1.5%

 

ネット証券のコスト(手数料)は1年間で1万円、かたや大手証券会社のコスト(手数料は)は、45万円(購入1年目)にもなります。

 

1年目の大手証券会社のコスト(手数料)とネット証券のコスト(手数料)の差は44万円。

 

同じ利回りが期待できる投資信託を購入したとしても、これだけの差が発生すると、運用成果には大きな差が発生。

 

大手証券会社とネット証券で購入した投資信託が、同じ運用成果を出したとしても、差し引かれる手数料額が大きい分、大手証券会社の顧客の利益は削られることになります。

 

更に、手数料は投資元本に対してかかるので、運用成果が悪い時でも徴収されます。

 

手数料というコストを上回る運用成果が出ないと、資産が目減りし続けることに。

 

上記の通り、銀行や証券会社の儲けが投資家にとってはコストになっているわけです。

 

金融機関が儲かれば、投資家の儲けは少なくなるという利益相反の関係が成立しています。

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投資信託の乗り換え営業で銀行や証券会社は手数料を稼ぐ

更に、以前は乗り換え営業といって、顧客に次々と投資信託を乗り換えさせ、銀行や証券会社が手数料を稼ぐという手法が横行していました。

 

顧客が投資信託を長期保有すると、金融機関には信託報酬の一部しか入りません。

 

しかし、乗り換え営業により顧客が投資信託を売買する度に販売時手数料が入ります。

 

売買の回数が多いほど、金融機関は儲かることになり、顧客は手数料分だけ投資の収益が削られます。

 

収益がマイナスでも手数料を取られるので、顧客の資産は大きくマイナスになる可能性も。

 

頻繁な乗り換え営業をされると、儲かるのは銀行や証券会社ばかりで、顧客は資産を減らすことになる可能性大です。

  

ファンドラップで二重に手数料を稼ぐ

上記の「乗り換え営業」は金融庁から問題視され、やめるようにお達しが出ました。

 

しかし、証券会社や銀行は「乗り換え営業」自粛後も新たな手法で手数料を稼いでいます。

 

それがファンドラップ

 

ファンドラップとは、まとまった額の資産を金融機関(証券会社や銀行)に預けて、投資一任契約を結び、資産管理・運用をプロに任せるサービス。

 

一見、資産運用が分からない方にとっては、プロに運用を任せられるありがたいサービスに思えます。

 

しかし、ファンドラップの手数料は分かりにくく、ある証券会社のファンドラップの手数料は「預かり資産に対して最大1.54%(年率)」。

 

しかし、取られる手数料はそれだけではありません。

 

投資する投資信託の信託報酬が0.6%~1.49%もかかります。

 

つまり、この証券会社のファンドラップを利用した場合、かかる手数料は最大で3.03%(1.54%+1.49%)。

 

3%を超える運用成果を出せなければ、手数料負けして元本割れの可能性もあります。

 

一見すると、ファンドラップの手数料は1.54%だけ。

 

しかし、隠れコストとして、投資信託の信託報酬が必要となり、更に解約時に手数料が必要な場合もあります。

 

銀行や証券会社に運用をお任せする人は、どんな投資信託が買われているかなど確認しないでしょう。

 

そうなると、銀行や証券会社にとって都合のよいファンド(投資信託)、つまり、手数料の高いファンドを選ばれる可能性があると認識すべきです。 

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手数料の高さと運用成果に関係はない!

ここまで、銀行や証券会社に相談すると、高い手数料を取られる可能性があると解説しました。

 

しかし、高い手数料を取られても、その分、運用成果が高い投資信託をすすめてくれるのであれば、問題はないと考える方もいるでしょう。

 

しかし、残念ながら、手数料が高いからといって運用成果が高くなるわけではありません。

 

つまり、手数料の高さと運用成果の高さの間には一切、相関関係がありません

 

例えば、手数料の高いアクティブファンドの7~8割が手数料の安いインデックスファンドに負けるというデータもあります。

 

資産運用の世界では、高いからといって、いいものとは限らないと考えるべきです。

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販売員は販売のプロだが運用のプロではない

銀行の窓口などで投資信託をすすめてくる販売員は、運用に精通したプロではないかと思ってしまいますが、そんなことはありません。

 

銀行の窓口などの販売者は、運用の実際に接した経験を持っている人はほとんどいない。

 

残念ながら販売者は、販売のプロではあるが、運用のプロではないと考えた方がいいでしょう。 

 

 

資産運用で失敗する人の特徴

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改めてここで、資産運用に失敗する可能性が高い方の特徴を整理すると下記の通りです。

 

  • 資産運用を人にお任せする人
  • 資産運用の勉強を全くしない人

 

銀行や証券会社、郵便局が悪い商品をすすめるハズがないという誤った考え方を持っている方が多いように思います。

 

ファンドラップを利用する方などは銀行や証券会社を信頼している典型でしょう。

 

運用をお任せすれば、どのような投資商品を買わされるかは全て銀行や証券会社に握られてしまいます。

 

運用をお任せする方は、どんな投資信託を買われているかを確認することはないでしょう。

 

よって、銀行や証券会社にとって都合の良い、手数料が高いファンドを買わされている可能性もあります。

 

銀行や証券会社のカモになっている可能性も・・・。

 

資産運用をプロにお任せにすると、手数料ハンターの餌食になると考えるくらいでちょうどいいでしょう。 

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資産運用に関してはプロにお任せするのではなく、最低限の事は学んで行うべきです。

 

自分で学んで考え、失敗しないと、経験が積めません。

経験が積めないと、何度も同じ失敗を繰り返してしまう可能性があります。

 

いつまでも他人に頼ることになれば、何度もだまされる可能性が高くなります。

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投資初心者が失敗しないための資産運用の方法とは?

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投資初心者が資産運用で失敗しないためには、銀行や証券会社、郵便局が悪い商品をすすめるハズがないという誤った考え方を捨てること。

 

そして、自分で学び、実践し、改善することが重要です。

 

初心者の方が手始めに始めるのであれば、インデックス投資がおすすめ。

インデックス投資をおすすめする理由は、難しい知識が必要なく、手間もかかならいから。

 

まずは、始めやすいインデックス投資(ほったらかし投資)で投資経験を積むことをおすすめします。 

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まとめ 

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資産運用で失敗する可能性が高い方の特徴は下記の通り。

  • 資産運用を人にお任せする人
  • 資産運用の勉強を全くしない人

 

銀行や証券会社に資産運用をお任せするような方は、投資詐欺に騙される可能性もあるでしょう。

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自分で学ばない情弱はカモにされる可能性大です!

 

よく分からないからお任せする。それは危険!

 

よく分からないものは買わない方がいい、投資商品以外であれば、常識ではないでしょうか。

 

初心者の方には、取り組みやすいインデックス投資(ほったらかし投資)を学び、投資に慣れることをおすすめします。 

 

投資になれてくれば、個別株投資などの他の運用方法を試してみるのもいいでしょう。