
新NISAのスタートをきっかけに「つみたて投資枠」を使ってインデックス投資を始めた方は多いでしょう。
その一方で、インデックス投資の本質を十分に理解できていない方も多いはず。
インデックス投資の本質が分かっていないと、途中で挫折してしまうケースも少なくありません。
そこで、 投資初心者がインデックス投資で失敗(挫折)しやすいポイントをシリーズで解説していきます。
投資を始めた“初期段階”でこれらを知っておくことで、長期的に資産を増やせる確率がぐっと高まります。
今回の記事で解説する失敗(挫折)ポイントは 「暴落時にパニックになって売却してしまう(狼狽売りする)」。
インデックス投資で資産を増やしたい人は参考にしてください。
暴落時の売却は「高く買って安く売る」行為
インデックス投資で失敗する大きな原因の一つが、株価暴落時にパニックになって売却してしまう「狼狽売り」です。
インデックス投資で成功するための最大のポイントは、世界経済の成長を信じてガチホ(長期保有)することにあります。
価格が下がった時に売ってしまうのは、高く買って安く売るという投資の成功法則(安く買って高く売る)の真逆を行く行為。
暴落時にすべきことは狼狽売りを避け、世界経済の成長を信じて淡々とインデックスファンドを積み立てることです。
インデックス投資は「世界経済の成長」を取り込む投資
インデックス投資は、世界経済全体の成長を取り込む仕組みの投資法。
過去を振り返ると、リーマンショックやコロナショックなど何度も大きな株価暴落が発生しました。
しかし、そのたびに主要な株式市場は回復し、長期的には過去最高値を更新し続けてきたという歴史があります。

(出典:myINDEX)
それでも人は損失を過大に感じる心理(損失回避バイアス)を持っており、含み損を見ると「これ以上損したくない」と考えてしまうもの。
その結果、本来は保有し続けるべきタイミングで売却してしまい、その後の経済成長による株価上昇を取り逃がしてしまいます。
売却した直後に相場が回復するケースは珍しくない
毎月コツコツとインデックスファンドを積み立てて順調に資産を増やしていたとしても、突然の相場急落に襲われ評価額が大きくマイナスになることもあります。
そのようなタイミングで「歴史的暴落」や「先行き不透明」といった情報を目にすると不安がピークに達します。
「これ以上、相場が下がる前に逃げたほうがいい」と考え、すべての資産を売却してしまう。
しかし、全資産を売却した直後に相場が反転し、 数年後には暴落前の水準を大きく上回る。
結果として、 本来得られたはずの大きなリターンを逃してしまうというケースは決して珍しくありません。
まとめ

インデックス投資は、数十年という長い時間をかけて資産を育てる投資法。
その道中には、必ず何度かの「暴落」が訪れることでしょう。
インデックス投資において大切なポイントは暴落を予知して避けることではありません。
暴落時にどう行動するかです。
インデックス投資の本質を理解し、世界経済の成長を信じてガチホ(長期保有)し続けられる人だけが大きな果実を手にすることができます。
なお、インデックス投資の失敗ポイントについては下記記事でも解説していますので、ご参照ください。