現役投資家FPが語る

20年以上の投資経験がある現役投資家FPが「人生100年時代」の資産運用や公的年金など「お金」の知恵について語ります

新NISA

【新NISA】投資上限額・限度額について勘違いが多いポイント

2024年にNISA(少額投資非課税制度)は大きく刷新され、多くの方が活用しています。 NISA制度の利用者が増えた一方で、「結局いくらまで投資できるの?」「売ったらどうなるの?」といった投資上限額に関する疑問が多いのが現状。 投資上限額・限度額を理解…

【50代・60代】AIバブル崩壊寸前⁉︎新NISAを始めるべきではない?

当ブログでは新NISAを活用したインデックス投資をおすすめしています。 www.fpinv7.com 最近、「AIバブルは崩壊寸前」などという話題が聞かれるようになり、50代・60代の方から「新NISAを今から始めて大丈夫か?」という相談をよく受けます。 確かに目の前の…

【こどもNISA】投資上限額は?いつから始まる?【令和8年度税制改正】

令和8年度(2026年度)税制改正大綱で、NISAの拡充策として 「つみたて投資枠」の年齢条件撤廃案が出されています。 NISAの年齢条件撤廃を一般に 「こどもNISA」や「こども支援NISA」などと呼んでいます。 今回の大綱案が通れば、0歳からNISAの利用が可能に…

【オルカン】今後の見通しに影響する3つのポイントとは?

新NISAでは、オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))に投資しているという方が少なくないでしょう。 オルカンはS&P500(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500))とNo1を争う人気ファンド。 しかし、その中身について…

【新NISA】2026年に向けて確認すべき3つのポイント

2024年に刷新されたNISA制度は2026年から3年目に突入。 NISAはやっているが、内容を確認せずにそのまま「ほったらかし」になっている方も少なくないでしょう。 NISAは「ほったらかし」にしやすい制度ですが、最低でも1年に一度はチェックすべき。 2025年も残…

【新NISA】2025年中に確認すべき3つのポイント

2024年にスタートした新NISA制度を2025年から活用し始めたという方も少なくないでしょう。 2025年も残り1ヶ月半程度。 2025年の非課税枠を有効活用するために年末に向けて確認すべきポイントがあります。 確認が漏れていると将来的に収益を下げてしまう可能…

【旧NISA】一般・つみたてNISAの資産は売却すべき?

2024年にNISA制度が刷新され、新NISAがスタートしました。 新制度が始まる前から旧NISA(一般・つみたて)を利用していた方も少なくないでしょう。 旧NISAを利用していたことさえ忘れている方もいるかもしれません。 旧NISA(つみたて・一般)には非課税期間…

【新NISA】銀行で口座開設をおすすめしない3つの理由

街を歩くと、「新NISAの相談は〇〇銀行へ」といったのぼりやポスターを見かけます。 窓口で相談して、そのまま銀行でNISA口座を開設する人も少なくないでしょう。 しかし、銀行でNISA口座を開設するのはおすすめできません。 その理由は、ネット証券に比べて…

【2026年度税制改正】こどもNISAとは?|いつから開始?何歳から利用可能?

2026年度の税制改正要望で金融庁とこども家庭庁から「つみたて投資枠」対象年齢の引き下げを求める案が出されました。 廃止された「ジュニアNISA」に代わり「こどもNISA」が誕生する可能性があります。 「子ども将来のために、お金をどう増やしていけばいい…

【iDeCo】掛け金上限を引き上げへ|NISAとどちらを優先すべき?

2025年の税制改正大綱に盛り込まれていたiDeCo(個人型確定拠出年金)の改正について、掛金上限の引上げ日程が明らかになりました。 特にサラリーマンなどの給与所得者である第2号被保険者の掛け金上限が大きく引き上げられます。 そこで今回は、iDeCoの改正…

【新NISA】オルカンやS&P500を積み立てるインデックス投資はリスクが低く安全?

2024年にスタートした新NISAをきっかけに、多くの人が資産運用を始めています。 SNSなどで「長期・積立・分散」は初心者向けで安心などと紹介され、オルカン(全世界株式)やS&P500の積立投資が人気を集めています。 初心者にすすめられることが多いので、イ…

【証券口座乗っ取り】不正売買5000億円超に!被害は増えている?

ネット証券などで不正アクセスにより顧客の資産が勝手に売却され、その資金で見知らぬ中国株などが購入されるという問題で、金融庁の公表している被害状況が更新されました。 5月までに確認された不正な取り引きによる売買が5000億円を超えたとのこと。 不正…

【不正アクセス】証券口座乗っ取りによる損害を証券会社10社が補償へ

ネット証券などで不正アクセスにより顧客の資産が勝手に売却され、その資金で見知らぬ中国株などが購入されるという悪質な詐欺被害が急増したことが話題になりました。 www.fpinv7.com 金融庁の発表では2月~4月中旬に不正取引が1400件以上確認され、売買金…

【新NISA】「プラチNISA」「こども支援NISA」の導入は必要?

増税メガネこと岸田前首相が主導する資産運用立国議員連盟がNISAの拡充を石破総理大臣に提言したと報道されました。 提言内容は、高齢者に限定して対象となる金融商品を拡大できる「プラチナNISA」や投資可能年齢を「つみたて投資枠」に限って撤廃する「こど…

【不正アクセス被害】証券口座乗っ取りによる不正売買額は954億円!?

ネット証券などで不正アクセスにより顧客の資産が勝手に売却され、その資金で見知らぬ中国株などが購入されるという悪質な詐欺被害が急増したことが話題になりました。 www.fpinv7.com 先日、金融庁が2025年2月から4月(16日)までの証券口座乗っ取りによる…

【プラチナNISA】高齢者は毎月分配型の投資信託を活用すべき?

金融庁が高齢者向けの少額投資非課税制度(NISA)を創設する検討に入ったという報道がありました。 その名も「プラチナNISA」。 2026年度の税制改正要望に盛り込む方向とのこと。 現行のNISAでは購入できない「毎月分配型」の投資信託を高齢者に限定して対象…

【トランプショック】米国株が大暴落!下落の原因は?今後の見通しは?

新NISAが始まってからS&P500やオルカンなどを積み立てるインデックス投資を始めた方が多いでしょう。 しかし、最近の株式市場は世界的に軟調な状態。 「新NISAを始めたばかりなのに、株価がどんどん下がって心配…」 そんな不安を抱えている投資初心者の方も…

【不正アクセス】SBI証券など楽天証券以外のネット証券は被害状況は?

楽天証券で顧客の資産が不正アクセスにより勝手に売却され、その資金で見知らぬ中国株が購入されるという悪質な詐欺被害が急増したことが話題になりました。 www.fpinv7.com そこで気になったのが、他のネット証券で同様の被害はなかったのか? 私はSBI証券…

楽天証券で不正アクセス被害続出|原因はフィッシング?個人情報が漏れた?

楽天証券で顧客の資産が不正アクセスにより勝手に売却され、その資金で見知らぬ中国株が購入されるという悪質な詐欺被害が急増したことが話題になりました。 www.fpinv7.com 多くの報道ではフィッシング詐欺が主な原因とされています。 しかし、一部の被害者…

【インデックス投資】米国株(S&P500)が大幅下落!一度売却すべき?

新NISAが始まってからS&P500やオルカンなどを積み立てるインデックス投資を始めた方が多いでしょう。 www.fpinv7.com しかし、今年2月の下旬ごろからS&P500やNASDAQが大幅に下落し「このまま新NISAでインデックス投資を続けていて本当に大丈夫なの?」と不安…

【新NISA】つみたて投資枠・成長投資枠の平均投資額を参考にすべき?

2024年に始まった新NISA(少額投資非課税制度)の平均投資額や利用状況について、日本証券業協会が最新の調査結果を公表しました。 「みんなはどれくらい投資しているの?」 「自分の運用額は多い?少ない?」と、 気になる方も多いはず。 しかし、他人の運…

【新NISA】日本枠の設定で日本株は上昇する?

2024年に刷新された新NISA(少額投資非課税制度)では、多くの投資家が海外株式型の投資信託を中心に資産形成を進めています。 特に、全世界株や米国株に投資する商品が人気を集めており、日本株の割合は相対的に低いのが現状。 こうした状況を受けて、日本…

【2025年NISA戦略】年初に一括投資すべき?積立投資すべき?

2024年に大きく刷新されたNISA制度。 新たに登場した「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の使い方が、投資初心者から経験者まで多くの人々の関心を集めました。 その中でも特に注目されているのが、年初に一括で投資すべきか、それとも積立投資を選ぶべきか…

【新NISA】2024年の非課税枠について年末までに確認すべき3つのポイント

2024年も残すところ約2週間となりました。 今年から新NISAをスタートした方の中には、「非課税枠をちゃんと使えているのか分からない」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか? NISAは年間(1月~12月)の投資上限枠が決まっているため、2024年の…

2024年12月iDeCo改正のポイントとは?NISAとどちらを優先すべき?

2024年12月にiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)制度が改正されました。 改正のポイントは下記の2点です。 掛け金上限の引き上げ 事業主証明書の廃止 上記の改正によりiDeCoの利用がさらに簡単になり、より多くの人が老後資金を効率的に準備できるようにな…

【2025年の新NISA戦略】オルカン一択はアリ?ナシ?

新NISAが始まってから約1年が経とうとしています。 2025年に向けて投資戦略を考えている方もいるでしょう。 新NISAをきっかけに投資を始めた初心者の中にはオルカンの積立投資をしている人が多いと思います。 そんな方達を悩ますのが、「オルカン一択は情弱…

【投資初心者】お金を増やしたい人が2024年末までにやるべきこと3選

2024年も残すところあと1ヶ月余り。 「どうせ今からじゃ遅い」と思っている方も少くないと思いますが、残り1ヶ月程度でも資産を増やすためにできることがあります。 2025年を迎える前に、やり残しをなくしてスッキリとした気持ちになりたい方が多いはず。 そ…

【トランプ大統領再選】ドル円の行方は?2025年の新NISA戦略は?

2024年の米国大統領選挙は、ドナルド・トランプ元大統領とカマラ・ハリス副大統領の間で行われ、トランプ氏が圧勝しました。 日本のマスコミは、接戦と報道。 しかし、実際はトランプ氏がスイングステートと呼ばれる激戦7州(ペンシルベニア、ミシガン、ウィ…

【非課税期間終了】旧NISAから新NISAへはロールオーバー(移管)できない!? 

新NISAが始まる前から旧NISA(一般NISA・つみたてNISA)を利用していた方も少なくないでしょう。 新NISAが始まり、旧NISAを利用していたことさえ忘れている方もいるかもしれません。 旧NISA(つみたてNISA・一般NISA)には非課税期間があり、一般NISAに関し…

【投資信託の選び方】NISAとiDeCo(イデコ)の最適な活用方法とは?

NISAやiDeCo(イデコ)を始めようと考えた時に悩むことは、どの投資信託を選ぶべきかということではないでしょうか。 日本には約6000本もの投資信託が存在します。 NISAやイデコは口座を開設する金融機関によって投資信託のラインナップが絞られています。 …