
SBI証券ユーザーに朗報です。
SBI新生銀行が、利用することで年0.42%という高い利息が得られる「SBIハイパー預金」を開始します。
「SBIハイパー預金」はSBI証券への投資資金の入出金を自動で行うサービス。
証券口座に資金を移す手間を省くことができるだけでなく、投資用の待機資金から高い利息を得ることができるSBI証券ユーザーには必見のサービスです。
今回の記事では下記ポイントを解説します。
- SBIハイパー預金とは?
- SBI新生コネクトの違いとは?
- SBIハイブリッド預金(住信SBIネット銀行)との違いは?
SBI証券を使っている方は参考にしてください。
SBIハイパー預金とは?
「SBIハイパー預金」とは、下図の通りSBI証券とSBI新生銀行の口座を連携することにより資金移動を自動化できる円預金です。
預金残高がSBI証券の買付余力に自動的に反映されるため、円普通預金から振り替えるだけで証券口座への入金手続きが不要。
さらに「定額自動振替サービス」を利用することで、普通預金からSBIハイパー預金への振替を毎月自動で行え、積立投資も自動化できます。

(出典:SBI新生銀行)
SBIハイパー預金の金利は、年0.42%(税引後 年0.3346%)となる予定。
投資用の待機資金を置いておくことで高い利息を受け取れます。
また、ハイパー預金は預金保証制度(元本1,000万円までとその利息を保証)の対象であり、利息を毎月受け取ることができる(毎月11日を基準日とし、毎月12日に支払)ので貯蓄用として使ってもいいでしょう。
2025年9月23日よりサービスが開始される予定で、仮想通貨や現金などがもらキャンペーンも用意されています。
SBI証券ユーザーでSBI新生銀行の口座を持っていない人は、この機会に口座開設してはいかがでしょうか。
SBI新生コネクトとの違いは?
現在、SBI新生銀行では「SBI新生コネクト」というサービスが提供されています。
下図の通り、SBI新生銀行の円普通預金口座とSBI証券の証券総合口座を連携させる自動入出金サービス。

(出典:SBI新生銀行)
「SBI新生コネクト」を利用するとステップアッププログラムでダイヤモンドステージになり普通預金金利が0.4%になるだけでなく、振込手数料が10回無料になります。
私は新NISA口座をSBI証券で開設し、預金金利の高さにつられて「SBI新生コネクト」を利用中。
しかし、投資信託の積立設定した金額はSBI証券に自動入金してくれますが、スポット購入時は入金手続きが必要で面倒でした。
「SBIハイパー預金」を利用すれば、面倒な証券口座への入金手続きが不要となります。
私は9月23日に即、「SBIハイパー預金」に申し込む予定。
なお、「SBIハイパー預金」の導入に伴い「SBI新生コネクト」の新規申込受付を停止し、2026年下期以降(予定)にサービスを終了するようです。
SBIハイブリッド預金(住信SBIネット銀行)との違いは?
実は、「SBIハイパー預金」と同様のサービスである「SBIハイブリッド預金」が住信SBIネット銀行で提供されています。
下図の通り、ハイブリッド預金の残高はSBI証券の買付余力に自動で反映されます。

(出典:住信SBIネット銀行)
金利は普通預金金利(0.2%)より高い0.21%です。
「SBIハイブリッド預金」は2007年に業界で初めて導入されました。
以前、私も利用していましたが、画期的なサービスで非常に便利だと感じていました。
親会社のSBIホールディングスが住信SBIネット銀行をNTTドコモに売却したのを契機に、SBI新生銀行でも同様のサービスである「SBIハイパー預金」が始まります。
現状、SBI証券ユーザーでハイブリッド預金を利用している方も多いはず。
残念ながら「SBIハイブリッド預金」と「SBIハイパー預金」は併用ができません。
SBIハイパー預金を利用するには、SBIハイブリッド預金の休止(解除)手続きが必要。
サービス内容が同じで倍の金利が適用されるので、「SBIハイパー預金」への切り替えがおすすめです。
まとめ

SBI新生銀行が、利用することで年0.42%という高い利息が得られる「SBIハイパー預金」のサービスを開始します。
現状、SBI証券ユーザーで同様のサービスであるで住信SBIネット銀行「SBIハイブリッド預金」を利用している方も多いはず。
残念ながら「SBIハイブリッド預金」と「SBIハイパー預金」は併用ができません。
サービス内容が同じで倍の金利が適用されるので、「SBIハイパー預金」への切り替えがおすすめです。