
新NISAのスタートをきっかけに「つみたて投資枠」を使ってインデックス投資を始めた方は多いでしょう。
その一方で、インデックス投資の本質を十分に理解できていない方も多いはず。
インデックス投資の本質が分かっていないと、途中で挫折してしまうケースも少なくありません。
そこで、 投資初心者がインデックス投資で失敗(挫折)しやすいポイントをシリーズで解説していきます。
投資を始めた“初期段階”で失敗事例を知っておくことで、長期的に資産を増やせる確率がぐっと高まります。
今回の記事で解説する失敗(挫折)ポイントは 「SNSや他人の意見に影響される」。
「インデックス投資を始めてみたけれど、短期間で大きく儲かる投資法も気になる…」 と感じている方は参考にしてください。
1. 「隣の芝生」は青く見える!?
「オルカン一択は情弱!?」「米国株は大暴落するらしい!?」。
もし、上記のようなSNSや他人の意見が気になって投資方針を変えたことがあるなら要注意。
インデックス投資で失敗してしまう人の特徴の1つが「SNSや他人の意見を気にしすぎて、自分の航路を外れてしまうこと」です。
インデックス投資は、「長くコツコツ続ける」ことで成果が出る投資方法。
途中でやめたり乗り換えたりすると、本来の力を発揮できません。
世界で初めて個人向けインデックスファンドを開発したバンガードの創業者で「インデックス・ファンドの父」と呼ばれるジョン・ボーグル氏はこう言いました。
『航路を守れ(Stay the course)』
シンプルですが、これがインデックス投資の本質です。
2.インデックス投資は長期投資が前提の手法
インデックス投資とは、市場全体にまとめて投資する方法(例:全世界株式など)。
指数(市場平均)に連動するため、短期の値動きより長期の成長を期待する手法です。
例えば、よく話題になるオルカン(全世界株式)は世界中の企業に広く分散投資する投資信託。
このような投資信託は短期的には大きく下落することもありますが、長期では右肩上がりで成長してきたという特徴があります。
実際、オルカンが連動する指数(MSCI ACWI)の過去30年の平均年率リターンは約8%。
ところがSNSでは、「米国株は暴落する!」「次は日本株が来る!」「オルカン一択は情弱!」などのような情報が毎日のように流れてきます。
上記のような情報を見て動いてしまうと、「高く買って安く売る」という投資で一番やってはいけない行動につながりやすくなります。
3. 初心者がやりがちな失敗事例
投資初心者がやりがちな失敗事例を確認してみましょう。
① 「もっと儲かる銘柄」に目移りする
SNSで「今は〇〇株が熱い!」「インデックスなんて地味すぎて時代遅れ」という書き込みを見て、コツコツ積み立てていた投信を解約。
流行りの資産に乗り換えて高値掴みをしてしまうパターン。
② 暴落時の「不安の連鎖」に巻き込まれる
ニュースやSNSで「大暴落が来る!」「今すぐ逃げろ!」という極端な意見を鵜呑みにして怖くなって売ってしまう。
これを狼狽売りと言い、高く買って安く売るという最も避けるべき行動です。
まとめ

インデックス投資は「感情に振り回されず、淡々と続ける」ことが最も重要。
よって下記2つのポイントを意識するだけでもかなり成功確率が上がります。
- SNSは見ても参考程度にして鵜呑みにしない
- 自分の決めたルールを守る
市場は短期では上がったり下がったりしますが、長い目で見れば世界経済は成長してきました。
あなたの資産も、その成長の波に乗ってゆっくり育っていきます。
焦らず、自分のペースで航路を守っていきましょう。