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iDeCoを最大限に活用するためのポイント3選


個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)をやっているが、最大限活用できていない事例をよく見ることがあります。

 

すすめられたからiDeCoをやっているが、内容はよく分かっていないという方も少なくないでしょう。

 

iDeCoはメリットが大きい制度ですが、活用の仕方次第で最終的な受取額が大きく異なる可能性があります。

 

そこで今回は、iDeCoを最大限に活用するためのポイントを解説します。

 

これからiDeCoを始める方は参考にしてください。

 

また、既にiDeCoをやっている方についても最大限活用できているかを確認してもらえればと思います。

 

 

iDeCo口座を開設する金融機関を選ぶ

身近な金融機関(銀行など)でイデコ口座を開設してしまう方がいますが、それはおすすめできません。

 

その理由は、口座を開設する金融機関(運営管理機関)によって最終的に受け取れる老齢給付の額に大きな差が出る可能性があるから。

 

個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)を始めるには、運営管理機関である銀行、証券会社、保険会社を選んで申し込むことになります。

 

下記記事でも解説した通り、金融機関を選ぶポイントは「口座管理費用(手数料)の安さ」と「投資信託の品ぞろえ」。  

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【口座管理費用(手数料)】安い金融機関と高い金融機関では3倍以上の差

iDeCo(イデコ)は、掛け金の拠出時や運用時に口座管理手数料を毎月差し引かれます。

 

1回あたりの手数料額が小さくても長い加入期間で考えると大きな額。

 

掛け金拠出時の口座管理手数料には、下記3つの内訳があります。

  • 国民年金基金連合会に支払う事務取扱手数料
  • 資産管理サービス信託銀行に支払う事務委託先手数料
  • 金融機関に支払う運営管理手数料

 

上記3つの内訳のうち、事務取扱手数料(毎月105円)事務委託先手数料(毎月66円)の合計毎月171円は、どの金融機関を選んでも必ず差し引かれることになります。

 

3つの内訳のうち、運営管理手数料だけは金融機関によって異なります

 

SBI証券や楽天証券などは金融機関の運営管理手数料が無料つまりゼロですが、金融機関によっては毎月の運営管理手数料が418円の場合も。

 

運用期間が長いと、手数料の違いもバカになりません。

 

1ヶ月では418円の差も、1年では5,016円、10年では50,160円、30年では150,480円もの差になってしまします。

 

iDeCo(イデコ)は長期間、加入することになるので、小さな手数料差も見逃せません。

 

なお、iDeCoの金融機関は変更が可能。金融機関の変更の詳細については、下記記事をご参照ください。

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元本変動型商品(投資信託)で運用する

個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)は自分で選んだ商品で運用し、その運用結果によって将来の受け取り額が決まります。

 

つまり、iDeCo(イデコ)は拠出額は確定していますが、受け取る額は運用次第で変動する制度。

 

運用商品は、「元本確保型」と「元本変動型」に分類されます。

 

「元本確保型」は元本保証の定期預金や保険、「元本変動型」は元本保証のない投資信託などです。

 

元本割れを恐れて「元本確保型」を選択している方も少なくないでしょう。

 

元本確保型は元本保証ではありますが、iDeCo(イデコ)は手数料がかかるため、手数料を考慮すると元本割れする可能性があります。

 

現状の定期預金の金利は年0.002%程度。

 

一方、iDeCo(イデコ)の手数料は、掛金拠出時に最低でも毎月171円かかります。

 

つまり、現状の金利状況が続けば、受け取る利子よりも支払う手数料の方が多くなり、資産が目減りするというデメリットがあります。

 

しかし、iDeCo(イデコ)の掛け金は全額所得控除なので、所得税住民税節税効果を考えれば、「元本確保型」でもiDeCo(イデコ)に加入する価値はあります。

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上記の通り、元本確保型を選んでもiDeCoはメリットのある制度ではありますが、元本変動型商品(投資信託)を選んで運用した方が有効に活用できます。

 

投資信託の選択を間違えなければ、年利5%程度で運用できる可能性が高いでしょう。

 

つみたてNISAで購入できる投資信託は一定の基準で金融庁が選んだものですが、iDeCoにはそのような基準が存在しません。

 

よって、インデックス型の投資信託でも手数料が高いワナ銘柄が潜んでいるので、注意が必要です。

 

私がおすすめする証券会社・投資信託を選べば、過去の実績から考えると資産が増える可能性が高いでしょう。

 

投資の世界に絶対はありません。最終的にはご自身の判断で金融機関と投資信託を選んでください。

 

なお、既にiDeCoを元本確保型でやっている場合でも資産を元本確保型から元本変動型の商品へ変更することもできます。

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 1日でも早くiDeCo口座を開設する

iDeCoを始めようと思っていながらも、なかなか始められないという方も少なくないでしょう。

 

悩んでいる間に時間はあっという間に過ぎ去っていきます。

 

iDeCoは長期の積立投資を活用した制度です。

 

そして、長期の積立投資は「複利の力」を活用する投資法

 

複利の力は実感できるまでに最低でも10年程度の期間が必要。

 

よって、1日でも早く始めることが複利の力を活用することにつながります。

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まとめ

iDeCoを最大限に活用するためのポイントは下記の通り。

  • 口座を開設する金融機関を選ぶ
  • 元本変動型商品(投資信託)で運用する
  • 1日でも早く口座を開設する

 

何となくすすめられた金融機関でiDeCoを始めた人も変更が可能。

 

iDeCo口座を開設するおすすめの金融機関については下記記事をご参照ください。

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なお、iDeCoについては下記のような記事を書いていますので、参考にしてください。

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