「人生100年時代」といわれるようになり、70歳を超えても働き続けたいという方は確実に増えています。しかし、雇用の受け皿である企業の終身雇用や年功序列制度は崩れつつあります。
2019年後半、経済団体のトップや経営者から終身雇用や年功賃金を否定する発言が相次ぎました。
日本を代表する企業であるトヨタの豊田章男社長でさえ、「終身雇用は難しい」と発言しています。
現在の状況で勤めている企業からの給与だけが収入源というのは、非常に不安定だと感じないでしょうか。
今回は崩壊しつつある終身雇用や年功序列制度と、複数の収入源を持つことについて考えたい思います。
1.終身雇用や年功序列は崩壊する?
日本の高度経済成長を支えた大手企業の成功要因は「終身雇用」「年功序列」「企業内組合」であるといわれています。
日本の雇用管理の特徴を示す上記の3点は、日本的経営の「三種の神器」とも呼ばれています。
三種の神器を武器に大きな経済成長を遂げてきた日本ですが、バブル崩壊後は低迷から抜け出せずにいます。
そして、ここ最近では、下記のような終身雇用や年功序列制度が崩壊するという趣旨の記事が新聞に掲載されるようになっています。
今後、年功序列型の賃金体系では、企業も終身雇用を維持できなくなります。
更に「黒字リストラ」に関する記事も話題になっています。
日本経済新聞によると、2019年に早期・希望退職を実施した上場企業35社のうち、最終損益が黒字だった企業が約6割を占めているそうです。
「黒字リストラ」の目的は、若手社員への給与の再配分やデジタル時代に即した人材確保のためで、業績が堅調で雇用環境もいいうちに人員構成を見直す動きが出ています。
年功序列型の賃金体系だと、バブル世代や団塊ジュニアなど中高年の給与が企業にとって大きな負担となります。
多くの企業で、給与が高く負担となる年代をリストラし、優秀な若手社員に厚く配分する流れになりつつあります。
上記の通り、確実に日本の三種の神器である「終身雇用」と「年功序列」については崩れ始めています。
2.収入源を増やすことの重要性
上記の通り、終身雇用や年功序列が崩壊しつつある時代に1つの収入源だけを頼って生きるのは非常に不安定ではないでしょうか。
日本経済新聞の記事にある通り、終身雇用は終わりつつある中で、その割を食うのは、現在の30代~40代です。
今、30代~40代の方は、親からいい大学に入って、いい会社に就職すれば、一生安泰だという教育を受けてこなかったでしょうか?
私も40代前半ですが、親からは口を酸っぱくして、いい会社に就職するためにはいい大学に入る必要があると、言われ続けてきました。
つまり、いい会社に就職することがゴールだったわけです。
しかし、現実はどうでしょうか?
いい会社に入っても終身雇用は崩壊しつつあるため、そこから先の人生も考える必要があります。つまり、今まではゴールだった就職がゴールではなくなったわけです。
我々30代~40代の親世代の時代は、就職した企業から受け取る給料だけを収入源として生きていける時代でしたが、これからは違います。
いつ勤めている企業からリストラされるか分からないわけですから、自分の力で生きていくことが必要になります。
また、今後は人工知能(AI)の発達によって、仕事の内容が根底から変わる可能性があります。時代の流れが速いので、企業自体も十数年先、下手をすれば数年先でさえも、存在できないケースも考えられます。
複数の収入源があれば、仮にリストされたり、勤めている企業が倒産して、その1つの収入源が断たれても、即死することはなくなります。
私も本業以外に収入源を作ることを模索しています。
現在、私が作ろうとしている収入源は下記の2つです。現在は細い小川のような状態ですが、今後は本業と同じくらいの太さの川にしたいと考えています。
なお、下記以外に不動産投資なども考えましたが、色々と検討し、断念しました。不動産投資を断念した理由については、いずれ記事にしたいと思います。
資産運用(お金に働いてもらう)
私が構築している収入源の1つが資産運用です。お金にも働いてもらうことを考えています。
私の運用方針をご紹介すると、基本部分は個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)と投資信託の積立投資を行っています。これは老後資金の積み立てを兼ねて、続けていくつもりです。
積立投資以外にも余裕資金で、一般NISAを活用して高配当株に投資しています。
2年前はインカムゲイン(配当金)だけでなく、キャピタルゲイン(売却益)も得ることができ、年間で80万円以上の収益が出ました。
80万円といえば、専業主婦の方が1年間パートに出て稼ぐくらいの金額に近いと思います。
パートの方1人が1年間働くくらいの金額をお金に働いてもらって稼ぐこともできるわけです。
例えば、1000万円を持っていて、銀行に預金すると、よくて年間1万円程度の利子(税引き前)しか得られません。しかし、年3%で運用できれば、年間30万円のインカムゲインが手に入ります。
これからは、積立投資で資産の基盤を作りながら、インカムゲインで毎年入ってくる金額も大きくしたいと考えています。
副業(ネットで稼ぐ)
副業には色々と種類がありますが、本業に支障がでるような稼ぎ方をしたくないと考え、私がいきついたのがネットで稼ぐことでした。
ネットで稼げれば、時間に拘束されることはありません。手の空いている時間を使って作業をすれば、後は勝手にホームページやブログが働いてくれます。
私の最近の目標は、毎月の積立投資の原資をネットで稼ぐことです。
しかし、ネットで稼ぐことも簡単な時代ではありません。
グーグルはアップデートを頻繁に行っていますので、今日は正解だった手法が明日は不正解の手法になることもあります。
私もネットを活用して定期的に入ってくる収入源を作りたいと考え、独学で試行錯誤してきましたが、無残にもグーグルのアップデートに何度もやられました。
そんな時に私が頼ったのが石田塾です。
石田塾では変化するグーグルのアルゴリズムを研究し、現在のSEOでは何が正解なのかを教えてくれます。
また、グーグルに頼らないアクセスアップ手法なども常に研究されています。
私も石田塾で学び、記事を作成し、2日で2万円以上稼ぐことができたり、1分程度の簡単な作業を行うだけで、古い記事にも数百のアクセスを呼び込むことができるようになりました。
石田塾では、13期の募集が始まっています。石田塾は私のようにネットで稼ぐことに興味があり、独学でのサイト運営に限界を感じている方に特におすすめです。
石田塾に入れば絶対稼げるのか?という疑問がある方も多いと思いますが、絶対に稼げるわけではありません。
ノウハウは提供してくれますが、実際に作業をするのは自分自身です。よって、最低でも1日に2時間程度は時間をとって作業する必要があります。
1日2時間も時間が取れないくらい忙しいという方には、石田塾はおすすめできません。高い費用だけ払って終わりということになる可能性があります。
なお、石田塾には興味があるけど、少し検討したいという方は、無料動画も公開されているので、ご覧ください。
石田塾長は、ネットの世界で生きてきた人なので、無料動画を観るだけでも沢山の学びがあります。
まとめ
これからの時代は1つの収入源しか持っていないことはリスクになります。特に雇われの身で、給料という形の収入源しかないと、非常に危険です。
国も副業を推奨しています。多少のコストをかけてでも、複数の収入源を探っていくことが必要な時代になりつつあります。