緊急事態宣言の5月6日の期限が5月31日まで延長されました。
今年のゴールデンウィークはステイホーム週間ということで、最長12連休という方もいらっしゃるでしょう。
ゴールデンウイークも終盤ですが、残りの期間で投資について学んでみるのもいいのではないでしょうか?
資産運用を学ぶうえで、本を読むことも重要ですが、短い動画で耳から学ぶのもおすすめです。
今回は、「為替とは?」「債権とは?」「株式とは?」を解説している動画をご紹介します。
1.金融リテラシーを上げる
資産運用をするうえで重要となることが「金融リテラシー」を上げることです。
お金やお金の流れに関する知識や判断力を「金融リテラシー」といいます。リテラシー(Literacy)には、読み書きの能力という意味があります。
人生の中では、貯蓄・資産運用・住宅ローン・保険など、 様々な金融商品を利用することになります。
現代の生活で上記のような金融商品と関わらない人生など考えられません。金融商品の知識も「金融リテラシー」に含まれます。
今回は、金融リテラシーの中でも資産運用に関して「為替」「債券」「株式」について、動画で学んで頂ければと思います。
下記記事でもご紹介した日本経済新聞の高井さんが解説してくれている動画です。
今回の動画もそれぞれが6分程度で、全て観ても約20分程度です。
2.為替とは?為替取引は投資?投機?
為替相場とは、お金とお金を交換する市場のこと。例えば、円と米ドルを交換する市場のことを指します。
お金の価値が日々変動する中で重要となってくるのが、円高・円安という言葉の意味です。
為替に慣れていないと、円高・円安を理解することは難しいと思いますが、動画の中で分かりやすく解説してくれています。
動画の中で、為替の世界は「ゼロサムゲーム」だと解説されています。つまり、誰かの利益は誰かの損から発生しているということです。
株式投資の場合には、投資している全員が利益を出す「プラスサムゲーム」が起こり得ます。
例えば、FX投資という言葉がありますが、FX(外国為替証拠金取引)は投機です。投資と投機の違いを理解することが重要です。
資産運用をする中で私が最も重要だと思うことの1つが、投資と投機の違いを理解することです。
投資と投機を混同してしまうと、投資だと思って投機をしてしまい、大きな損失を出してしまうことにつながります。
ビットコイン投資という言葉などはその典型例です。ビットコインは「ゼロサムゲーム」の投機の世界です。
投機が悪いわけではありません。投機と投資の違いを理解していないことが問題なのです。
投機と分かって手を出すのであればいいのですが、投資と思ってビットコインに手を出すと痛い目に遭う可能性があります。
実際、ビットコインが話題になった時に、ビットコインを投資だと思って手を出した方の大半が損失を出していると思われます。
6分34秒の動画で解説されているポイントは下記3つです。
- 為替相場って何?
- 基準は米ドル
- 実需と投機の世界
3.債権とは?ローリスク・ローリターンの安全性の高い投資?
動画の中では、債券は株式より簡単で「債権=借金」と解説されています。国債は国の借金、社債は企業の借金です。
個人向け国債も債権です。
債権は株式より安全と解説されています。
債権は発行体がつぶれない限り、最後に元本が返ってきますし、金利もあらかじめ決まっています。
債権はローリスクでいいことばかりのように感じますが、ローリターンです。資産運用をする上で重要な知識の一つがリスクとリターンの関係です。
ローリスクということはローリターンです。ローリスクでハイリターンな話があれば、それは詐欺だと考えた方がいいでしょう。
しかし、詐欺事件を見てみると多くの方がローリスク(若しくはノーリスク)でハイリターンな話に騙されています。
この辺りも日本人の金融リテラシーの低さを表しています。
7分14秒の動画で解説されているポイントは下記3つです。
- 債権ってなに?
- どんな仕組み?
- 株式との違いは?
4.株式とは何か?株式投資のメリットとは?
株式投資をすることのメリットは、値上がり益(キャピタルゲイン)を得ることだけではありません。
株式投資をすると、配当(インカムゲイン)を得ることもできます。
動画の中では、株式市場の仕組みについてと売買の方法についても解説してくれています。
5分57秒の動画で解説されているポイントは下記3つです。
- 株式ってなに?
- 何のためにあるの?
- 株式市場ってなに?
まとめ
最長12日間の今年のゴールデンウイークも残りわずかです。
緊急事態宣言を延長された5月31日までで終わらすためにも、ゴールデンウイークの残り期間の自粛も重要です。
新型コロナウイルスの感染を広げないためにステイホームで、資産運用について学んで頂けたらと思います。