キャッシュレス決済サービスのチャージや利用により、最大5000円分(還元率25%)のポイントが受け取れるマイナポイント事業が9月から始まります。
マイナポイントを受け取るにはマイナンバーカードが必要です。
マイナンバーカードの作成に不安を感じていたのですが、作成のデメリットよりもマイナポイント5,000円分を受け取るメリットの方が大きいと判断し、カードの交付申請を行いました。
約2ヶ月前に交付申請をし、その後、なしのつぶて状態でしたが、やっと交付通知書(市区町村がマイナンバーカード交付の準備ができた旨や受取方法を知らせるハガキ)が届き、役所の窓口に受け取りにいってきました。
今回は、マイナンバーカード作成で唯一、面倒だと感じたカードの受け取り事例と、受け取りに際しての下記疑問点や注意点などをまとめてみました。
- マイナンバーカードは土日も受け取れる?
- マイナンバーカード受け取り時の所要時間は?
- マイナンバーカードの受け取りに期限はある?
- 家族分(子供分)のマイナンバーカードは代理で受け取れる? など
これからマイナンバーカードを作成しようとしている方は参考にして頂ければと思います。
- マイナンバーカードの交付申請から受け取りまでの流れ
- マイナンバーカードは土日も受け取れる?
- マイナンバーカード受け取り時の所要時間は?
- マイナンバーカードの受け取りに期限はある?
- 家族分(子供分)のマイナンバーカードは代理で受け取れる?
- マイナンバーカードの暗証番号設定が重要
- まとめ
マイナンバーカードの交付申請から受け取りまでの流れ
マイナンバーカードの交付申請から受け取りまでの流れを私の事例を使って簡単に解説します。
2020年6月4日
スマホを利用して、マイナンバーカードの交付申請を行いました。
申請に要した時間は、約10分です。
交付申請時に、マイナンバーカードに掲載される写真をスマホで何回か撮り直して時間がかかりましたが、写真の撮り直しがなければ、5分程度で申請は完了します。
マイナンバーカードの交付申請には、パソコンや郵送など4つの方法がありますが、スマホでの申請が圧倒的に手軽でおすすめです。
スマホでの交付申請方法については、下記記事をご参照ください。
2020年7月28日
交付申請から約2ヶ月経過し、やっとマイナンバーカードの交付通知書(市区町村がマイナンバーカード交付の準備ができた旨や受取方法を知らせるハガキ)が自宅に届きました。
(出典:総務省)
一般的にカードの交付申請から約1ヶ月程度で交付通知書が届くとされていますが、私の場合は約2ヶ月もかかりました。
マイナポイント事業が始まるので、マイナンバーカードの交付申請をする方が多いせいかもしれません。
2020年8月2日
役所の窓口で、マイナンバーカードを受け取りました。
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マイナンバーカードは土日も受け取れる?
マイナンバーカードの受け取りで最も気になっていたことが、平日だけでなく、土曜日や日曜日も受け取れるのか、という点です。
土日の受け取りができないのであれば、平日に仕事を休む必要があります。
調べてみたところ、月に数回程度、土曜・日曜に休日開庁し、受け取りが可能な市区町村が多いようです。
例えば、大阪市の場合、第4日曜日(午前9時から午後5時30分)にマイナンバーカードの受け取りが可能です。
土日にマイナンバーカードの受け取りを行っているかについては、住んでいる市区町村で異なるようなので、気になる方は調べてみてください。
私が住んでいる市では、月に2回程度、日曜日も対応してくれています。
マイナンバーカードの交付通知書(カードの受取方法を記載したはがき)に日曜日に開庁している日が記載されていました。
マイナンバーカードの更新時も土日に手続きが可能?
実は、マイナンバーカードには有効期限があり、5年に一度、更新手続きが必要です。
役所の窓口で確認しましたが、私の住んでいる市では更新の際にも休日の手続きが可能とのことでした。
土日にマイナンバーカードの受け取りが可能な市区町村は、更新の手続きも土日対応しているようです。
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マイナンバーカード受け取り時の所要時間は?
役所の窓口でマイナンバーカードを受け取るのにかかった時間はおよそ6分でした。
受け取り時に窓口で行うことは、マイナンバーカードについての簡単な説明、カードに印字されている名前や住所などの確認、暗唱番号の設定(窓口のタッチパネルを利用)です。
最も時間がかかったのは、暗証番号の設定です。
暗証番号は最低2種類設定する必要があり、それぞれ確認のために2回ずつ入力する必要があります。
また、窓口で手続きするまでに、待ち時間が15分ほどありました。
マイナポイントの予約が7月から始まっているので、マイナンバーカードを申請する人が多いのと、私が役所の窓口に行ったのが日曜日の朝だったこともあり、受け取りに来る人が多かったようです。
私が役所の窓口に到着したのが、窓口が開く午前9時5分前で、待ち人数が10人でした。
私が手続きを終えて帰る時に待ち人数を確認すると、23人になっていたので、およそ30分は待ち時間があると思います。
窓口に行く曜日や時間によって、待ち時間はまちまちだと思います。
ちなみに、私の妻は平日の昼過ぎにマイナンバーカードを受け取りにいったのですが、その時でも10分ほどは待ったそうです。
マイナンバーカードの受け取りに期限はある?
マイナンバーカードの受け取りには期限があります。
交付通知書に受け取りの期限が記載されています。
私の場合、交付通知書が届いたのが7月28日で、受け取り期限は9月30日と記載されていました。
約2ヶ月後が受け取り期限となっていました。
ネットで調べてみると、受け取り期限後から3~6ヶ月程度は、役所でカードを保管してくれるようです。
期限から3~6ヶ月程度経過しても受け取りがない場合には、案内を送り、それでも受け取りがない場合は廃棄されるようです。
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家族分(子供分)のマイナンバーカードは代理で受け取れる?
マイナポイント(還元率25%・最大5000円)の受け取りには年齢制限がなく、未成年の子供も受け取れます。
そして子供のマイナポイントは、親名義のキャッシュレス決済サービスで受け取ることができます。
子供のマイナポイント受け取りにも、子供のマイナンバーカードが必要です。
私は子供のマイナポイントも受け取るべく、子供分のマイナンバーカードの交付申請を行いました。
子供分のカード交付申請自体は簡単なのですが、面倒なのが子供のカード受け取りです。
15歳未満の子供に関しては、マイナンバーカードの受け取り時に親と子共本人が役所の窓口に同行する必要があります。
交付通知書(市区町村がマイナンバーカード交付の準備ができた旨や受取方法を知らせるハガキ)には、やむを得ない場合、代理人がカードを受け取ることが可能との記載があります。
新型コロナの感染が再拡大しているので、できれば人の多い役所の窓口に子供は連れて行きたくありません。
子供が同行せずに親が代理で受け取ることはできないのかと、役所に電話で問い合わせてみましたが、コロナの感染拡大はやむを得ない理由には該当しないとのこと。
私がカードを受け取りにいった際には役所の窓口が軽い密状態になっていましたが、ベビーカーに乗った小さい子供や抱っこされている赤ちゃんを見かけました。
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マイナンバーカードの暗証番号設定が重要
さて、マイナンバーカード受け取りで最も注意が必要な点が、暗証番号の設定です。
適当に登録していた方も多いかもしれませんが、マイナポントを受け取る際の予約(マイキーIDの設定)には、カード受け取り時に設定する4桁の暗証番号が必要です。
暗証番号を忘れてしまうと、役所の窓口でしか再設定ができません。
現金10万円の一律給付(特別定額給付金)のマイナンバーカードを使ったオンライン申請では、パスワードを忘れた人の再設定で役所が「三密」状態になる事態が発生しました。
私がマイナンバーカードを受け取った際には、暗証番号をメモする用紙を渡されました。
暗証番号を忘れてしまいそうな方は、メモしてマイナンバーカードとは別に保管しておくといいかもしれません。
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まとめ
マイナポイント事業には予算があり、先着順です。
予算は2,000億円(4,000万人分)なので、予算額から考えるとポイントを受け取れるのは日本人の3人に1人ということになります。
マイナンバーカードの受け取りの手続きは6分程度で終わりますが、交付申請から交付通知が届くまで1ヶ月以上かかることもあります。
マイナポイントの受け取りを考えている方は、大至急、交付申請を行う方がいいでしょう。